代表という生き者 そしてベスト8

今回の8強、文句無しに近いかと思います。

優勝経験国が6チーム。
そこに40年ぶりのポルトガル、そして初出場のウクライナ。
欧州6ヶ国、南米2ヶ国。

その南米2チームが途中でぶつかることなく、もし顔をあわせるとしたら決勝という、トーナメント的に並びの良い状態。
決してブラジルとアルゼンチンの決勝と言ってるわけではないですよ。
欧州6チームの包囲網から比べると、そういう図式かなと。
でも、この南米2チームに対して欧州勢で対抗できそうなのは、
地元&試合する毎に良くなっていくドイツくらいかな?と。





ジーコ退任会見での
“フィジカル不足で日本の持ち味が発揮されなかった。今後は身体を鍛えろ”
“日本にロナウドがいれば”
“日本はまだ野球の国”
等々
ジーコの言葉を耳にすると、日本は監督無しで4年間戦ってきたんだな~と。
今回選ばれた選手はやはり黄金世代だったんだな~と。
個人の個人の能力だけでW杯に行けてしまうなんて他にないのでは?

ジーコが監督になったメリットとして、まず強豪国とのテストマッチアップがしやすくなった。
それと、それなりに世界と戦ってきた黄金世代のくせのある選手達に文句を言わせなかった。
(結果的のこれは選手間で陰に篭り最大の弱点になったけど)
ジーコファミリーに対して4年間20億支払ったメリットとしては高い買い物だ。
お陰で日本人スタッフは成長せず、最大の負の遺産は若手が世界を経験できなかった。

結果論で言わせてもらえば、監督経験者でこの世代率いてW杯行くのは
そう難しい事ではなかったんじゃないのかな?
ジーコもこの世代じゃなければ引き受けなかっただろうし。
要は色を付けなくてもアジアレベルでは勝ててしまった事。
アジアカップでも奇跡的逆転とか親善試合でもロスタイムまで諦めない姿勢で、
同点・逆転した試合はある。

ここで誤らなければならない。
この事をジーコの神通力とか言ってたが、これは選手の力量がそうしたんだって事。
しかしこの火事場の力もアジアカップ優勝・W杯予選突破で消滅してしまった感じがする。
なんだかんだ言っても1年前までは本大会よりもチームとして機能していた。

本大会で選手は。自分たちのプレーができなかった時、原点を見出せないまま、1度崩れると坂を転がるように止まらず、途中までの善戦が嘘の様に90分後には大敗。

この部分って監督が補う仕事だろうけど、ジーコの契約には入ってなかったんだろうな。
それに11人の中であいつに預ければ時間を作ってくれる、スペースを作ってくれるという選手は居なかったのだろう。

4年間通してみればこの役目は10番俊輔、7番中田の役目だが。
10番は体調不良で精彩を欠き、7番は縦横無尽に動き孤立していた。

俊輔の場合は“本番に何やってんだ?(怒)で済むが、
中田ヒデの場合は事情が違う。

明らかにポジション適正ミス。つまりジーコの配置ミスとチーム内の雰囲気が読み取れてなかった。
前に出たがる、ヒデをボランチの相棒福西とDFライン総指揮者の宮本はヒデの上がり所を狙われると、否めた。持ち味半減である

もうひとつは日本が狙われるのはアレックスの裏。
守備的ボランチを並べればあるいは解決したかもしれない。

ゴール付近に2箇所も穴があってどうやって防げるんだ?
そしてセットプレーになれば宮本付近に蹴り込まれ高さ&フィジカルで負けと。
これによって相手の攻めは決まってくるよね。
普通なら作らなければならない穴を、日本は最初から2箇所もあるんだから。
そこにパスを送り後手に回ったDFは相手を引っ掛ける。
そしてセットプレーではもうひとつの穴を狙われる。

1次リーグで日本は一度相手にゴール付近に迫られるとほぼ半包囲網をしかれ、クリアーしてもクリアーしてもセカンドボールを相手に拾われる時間が続いた。
3試合とも。

よく1分けできたものだと思う。
内容的に3連敗だ。
オーストラリア、クロアチアを勝てる試合だったと言ってる人がいるけど、それは相手の方が何倍も思ったことだろう。
クロアチアなんか後2点は取れたな!と。
クロアチアの方が痛い引き分けだったと思う。

ジーコの残していった言葉
怪我に強い身体・フィジカルアップ・サッカーに対しての取り組み方の改善
は、代表関係なく個人で取り組まなければならない。
やっぱプロの世界で戦うのは大変だ。

言うは易しだけど、今回の負けは非常に落ち込みました。
4年後は日本らしい、サッカーが見られればと思ってます。
ゾーンプレスとかブラジルの様なとかではなく、
これが日本のサッカーだ!!って言うのを期待してます。
お疲れ様でした。
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by ipusirom | 2006-06-29 20:52 | SOCCER