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松井大輔旋風

松井大輔旋風_b0013478_17125039.jpgル・マンの松井大輔が地元フランスでも高評価。
少し前、ゴール前で足首にバックチャージ受けて怪我したのも軽症ですんだみたいだし、このままこの状態をキープすれば23枠に確実に入るだろう。
というか、入ってくれ!

現在、海外で活躍中の選手は“松井、平山と復活の稲本”かな。

それと柳沢が鹿島に復帰の可能性らしいが、移籍交渉って1月中じゃなかった?
この辺よく分からん…



 ル・マンの松井大輔は18日、フランス・リーグアンの1月の最優秀選手賞を受賞した。
 リーグの独占放映権を持つテレビ局『カナル・プリュス』、スポーツ紙『レキップ』、プロ・サッカー選手協会共催のこの賞は、各月に最も目覚しい活躍を見せた選手に与えられるもので、今季にはこれまで、フランク・リベリ(マルセイユ)やグレゴリー・クーペ(リヨン)などが選ばれている。
 1月21日の対トロワ戦で2ゴールを決めた松井は、ヒールキックでの1本と、ボレーシュートによる1本というそのゴールアクションの質の高さ、また1月28日の対トゥールーズ戦でのアシストを評価され、リヨンの切り札ビルトール、現在アシストランキング1位のカーレンベルグ(オセール)を押さえて、この賞を手にした初の日本人選手となった。投票は、松井が38パーセント、ビルトールが37パーセント、カーレンベルグが25パーセントとかなりの接戦だった。

 松井のこの栄誉は、同じ日、名門パリ・サンジェルマン(PSG)に対するル・マンの勝利という殊勲によって祝われることになる。11日にニースを破って波に乗るル・マンは、この日、監督の言葉を借りれば、「野望を胸に、勝つために」敵陣パルク・デ・プランスに乗り込んだ。
「理想的な時にパリに行くことになる。われわれはPSGに1ポイントしか離されていない。恐れではなく、野望を胸にわれわれはあそこに向かう。ただ6位のチームが5位のチームのホームに試合にいく、ということだ。もしこのランキングにとどまりたいなら、われわれはビッグクラブのホームで勝たねばならない。PSGの潜在能力は知っているが、われわれは勝つためにパリに行くんだ」

 アンツ監督はこの試合前の言葉を実行に移した。
 この日、トップ下のポジションからスタートした松井は、右に左にと活発に動き回りながら、前後半ともに、立ち上がりに目覚しい攻めを見せる。実際、この日唯一の得点を誘発したのも、見方によれば松井の序盤の攻め上がりだった。右サイドからドリブルで上がる松井を止めようと敵がファウルを犯し、それによって得たFKをゴール前でバシャがたたいた際にボールがPSGのロゼフナルの手に当たり、ハンドでル・マンにPKが与えられたのだ。 フォーレがこのPKを無事決め、ル・マンは5分に早くも先制。そして、結果的にこの1点を守りきる形で勝利をつかむことになる。
 松井は27分にも右サイドからフォーレに長めのクロスを送るが、これはGKに阻止された。PSGも猛攻を仕掛けるが、ル・マンのディフェンスも果敢に守り、PSGのキープレーヤー、パウレタを孤立させることになんとか成功した。

 後半6分、またも松井がフェイントで敵を抜いて前方に攻め込み、クロスを送るが、フォーレはこれを上に外した。しかし53分にイエローカードを受けたこと、また疲れが見え始めていたこともあって、松井は68分に交代した。
 ちょうどそのあたりから、PSGは再び攻め始め、86分にはジェペスのゴールが入ったかに見えたが、その前にカルーのファウルがあったと審判が判断したため、これは無効となった。数ある危機を乗り切ったル・マンのディフェンスは最後まで崩れず、試合終了のホイッスルが鳴ったときには、『レキップ』紙の記者も「受けるに値する勝利」とル・マンの堅固さをたたえた。

「チームが勝ったということが何よりもうれしい。アウエーだし、これは大きな勝ちだった」と試合後、松井は喜びを口にした。
 ル・マンはこれでPSGを抜いて5位に浮上。3位から11位までポイント差が少ないため、まだまだ油断はできないが、フランスに吹き荒れるル・マン&松井旋風はまだまだやみそうにない。
                                               *スポーツナビより

by ipusirom | 2006-02-19 17:30 | SOCCER